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合不合判定予備テスト結果と2011年度入試動向

2010年7月18日、四谷大塚は7月18日実施の合不合判定予備テスト』(志望校判定を行う全国レベルの公開テスト)の結果と2011年度の中学入試の行方について発表しています。

この項ではこの中からトピックスを紹介します。

2010年7月18日実施の合不合判定予備テストの受験者数は15,730名で、前年同月比407 名増、102.7%となっているようです。

同日開催の父母説明会では、父兄に「2011 年入試の展望」「夏休み必勝法」の2つのテーマのセミナーが実施されました。

その中で
先行きが不透明な経済情勢の中で実施された、今春の首都圏における中学受験の実受験者は、四谷大塚の推定で 54,000 名、実受験者は 17.8%といずれも過去最高を記録した昨年を維持
と四谷大塚は分析し、2010年7月実施の合不合判定予備テストから四谷大塚では以下のように判定を行っています。

志望校として最も多くの受験生を集めた中学校は、男子では立教新座(1月25日)が887名、女子では浦和明の星女子(1 月 14 日)が 751 名となっています。

何れも埼玉県の中学校で、東京都・神奈川県の入試解禁日(2 月 1 日)以前の 1 月に入試が実施されます。

2 番目に志望者を集めた学校を見ると、男子で芝 2 回(2 月 4 日)の 846 名、女子で頌栄女子学院2 回(2 月 5 日)の 566 名が続いています。

志望者数の最上位には試験が集中する2/1~3よりも、1月や2/4以降に実施される試験が毎回入ります。志望者数全体は第一志望者の他に併願者を含みます。よって比較的試験の集中しない有力校にエントリーが集中する傾向があるためです。

実際の入試においても 1 月試験は合格者に対して入学者が少ない傾向(2/1 を第一志望とし、合格した場合入学は見送る)がみられ、後半日程の試験は出願者数に対して実受験者数が減る傾向(2/1 を第一志望とし、合格した場合受験を見送る)が特徴となっています。
男子志望者数ベスト10(試験回)
学校名 教科 入学
試験日
今回テストでの
志望者
昨年7月の
志望者
増減 増減率
立教新座 4 1月25日 887 919 ▲32 96.50%
芝2 4 2月4日 846 933 ▲87 90.70%
市川 4 1月20日 713 792 ▲79 90.00%
開成 4 2月1日 683 614 69 111.20%
浅野 4 2月3日 627 697 ▲70 90.00%
渋谷教育幕張 4 1月22日 576 598 ▲22 96.30%
東邦大東邦(前) 4 1月21日 513 486 27 105.60%
本郷 4 2月2日 511 503 8 101.60%
早稲田2 4 2月3日 485 504 ▲19 96.20%
麻布 4 2月1日 471 442 29 106.60%


女子志望者数ベスト10(試験回)
学校名 教科 入学
試験日
今回テストでの
志望者
昨年7月の
志望者
増減 増減率
浦和明の星女子 4 1月14日 751 743 8 101.10%
頌栄女子学院2 4 2月5日 566 580 ▲14 97.60%
豊島岡女子学園 4 2月2日 560 551 9 101.60%
女子学院 4 2月1日 448 471 ▲23 95.10%
市川 4 1月20日 441 442 ▲1 99.80%
青山学院 4 2月2日 395 451 ▲56 87.60%
桜蔭 4 2月1日 340 292 48 116.40%
淑徳与野 4 1月13日 330 339 ▲9 97.30%
共立女子C 4 2月4日 330 376 ▲46 87.80%
洗足学園3 4 2月5日 327 394 ▲67 83.00%


また四谷大塚では、第一志望者を最も集めた中学校は、男子:開成、女子:女子学院とし、
第一志望校は受験生にとって「憧れ」の志望校で、学習に取り組むモチベーションを高める存在です。ランキング形式で見たときに、回を重ねても上位の顔ぶれが大きく変わらないことも第一志望校の特徴です。
と結んでいます。

男子第一志望者数ベスト10(試験回)
学校名 教科 入学
試験日
今回テストでの
第一志望者
昨年7月の
第一志望者
増減 増減率
開成 4 2月1日 346 342 4 101.20%
早稲田 4 2月1日 337 444 ▲107 75.90%
早稲田大学
高等学院中学部
4 2月1日 269 151 118 178.10%
武蔵 4 2月1日 258 272 ▲14 94.90%
麻布 4 2月1日 254 240 14 105.80%
早稲田実業 4 2月1日 253 266 ▲13 95.10%
4 2月1日 233 203 30 114.80%
慶意普通部 4 2月1日 214 236 ▲22 90.70%
海城 4 2月1日 201 170 31 118.20%
駒場東邦 4 2月1日 192 226 ▲34 85.00%


女子第一志望者数ベスト10(試験回)
学校名 教科 入学
試験日
今回テストでの
第一志望者
昨年7月の
第一志望者
増減 増減率
女子学院 4 2月1日 346 360 ▲14 96.10%
桜蔭 4 2月1日 207 205 2 101.00%
豊島岡女子学園 4 2月2日 185 213 ▲28 86.90%
吉祥女子 4 2月1日 178 150 28 118.70%
雙葉 4 2月1日 177 161 16 109.90%
立教女学院 4 2月1日 163 185 ▲22 88.10%
青山学院 4 2月2日 154 169 ▲15 91.10%
香蘭女学校 2・4 2月1日 151 166 ▲15 91.00%
洗足学園 2・4 2月1日 129 122 7 105.70%
早稲田実業 4 2月1日 121 145 ▲24 83.40%


気になる記事が朝日新聞に出ていました。

朝日新聞 2010年9月25日
 この秋、首都圏の大手中学受験塾が、受験判定のテストをめぐって激しい勢力争いを繰り広げている。難関校への合格実績をのばす「サピックス」(本部・東京都中央区)が、塾生向けのテストを今年度から新設。老舗(しにせ)「四谷大塚」(本部・東京都中野区)が実施する全国最大規模の模試と同じ日にぶつけてきた。「親会社の代理戦争」との見方もあり、関係者は行方を見守る。

 大手塾などが実施する首都圏の中学受験模試のうち、四谷大塚が約50年続けている「合不合判定テスト(合判テスト)」は、参加者が2万人を超える。開成中や桜蔭中など難関校を受験する小6の7割が合判テストを受けるとされる。ほかの大手塾からの受験も多く、サピックス塾生も合判テストを受けてきた。

 ところが、サピックスは今年度、約4700人の小6の塾生だけが受ける「実力判定テスト」を新設し、合判テストと同じ日にした。秋から冬の受験シーズンに向けたテストは4回で、今年は9月19日のほか10月17日、11月14日、12月12日に激突する。「あくまで日程の都合」と説明するが、「サピックス塾生がごっそり受けなくなると、偏差値が変わってしまうのでは」(四谷大塚に小5の息子を通わせる母親)と懸念の声もあがる。

 「異変」の背景には、大学受験予備校「代々木ゼミナール」(本部・東京都渋谷区)のグループ会社が今年、サピックスを買収したことがある。少子化や現役志向の高まりによる予備校生の減少に危機感を抱き、中学受験に目を向けたというわけだ。

 四谷大塚は06年に、大学受験予備校の東進ハイスクールを経営するナガセ(本社・東京都武蔵野市)に買収され、話題になった。代ゼミと東進は講師の引き抜きや衛星授業など大学受験指導で激しく競争してきた。試験日の競合は、その「代理戦争」と塾業界ではささやかれる。

 サピックスの動きに対応し、四谷大塚は、サピックスの午前のテスト終了後に、掛け持ちで四谷大塚のテストが受けられるように、午後の開始時間を1時間遅らせた。四谷大塚を運営するナガセは「サピックスの保護者は、塾生だけのテストで十分とは思わないだろう」と、「不動の位置」を強調する。

 サピックスに小学6年生を通わせる親の意見は分かれる。サピックスと四谷大塚のテストがあった9月19日。目黒区の教室に息子が通う母親はこの日の午後、四谷大塚のテストは受けずに、私立中の文化祭の見学に行った。「塾の試験でデータはとれると聞いている。掛け持ちは難しいですから」

 中野区の教室に娘が通う母親(46)は予備日としてもうけられた翌日の四谷大塚のテストを受けさせた。「サピックスの試験は難関校向け。それ以外の学校を受けるなら、四谷大塚のほうがいい」と戦略を練る。

 大手塾同士の激突は、中学受験にどんな影響を及ぼすか。森上教育研究所の森上展安代表は「これまでのデータと比較しづらく、受験生は合否の判定が大変だと思う」とみる。一方で、「偏差値はあくまで目安。この機会に、偏差値に一喜一憂せずに学校を選んでほしい」と話す。

       大学予備校は、生き残りをかけて中学受験塾の世界に進出している。代々木ゼミナールは1957年開校。首都圏のほか札幌から熊本まで17都道府県に29校舎がある。サピックス小学部に先駆けて2009年にサピックス中学部・高校部を買収し、今年から東大進学に特化した現役高校生向け校舎も開校した。

 東進ハイスクールは85年開校。東京、神奈川、千葉、埼玉など8都県に88校舎がある。四谷大塚を子会社化したほか、早稲田アカデミーにも出資している。

 一方、首都圏では四谷大塚の合判テストに加え、日能研の「センター模試」、首都圏の塾35社でつくる首都圏模試センターの「統一合判テスト」が、中学受験の「三大模試」と呼ばれる。後者二つは、ともにサピックスや四谷大塚の塾生の掛け持ち受験はほとんどないという。(井上秀樹)


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